イランの犯行時に未成年だった死刑囚の刑執行を受けたEU報道官の声明
<日本語仮訳>
「12月31日、イランは16歳の時に犯した犯罪に対して死刑判決を受けたモハンマド・ハッサン・レザイー死刑囚に対し、刑を執行した。
欧州連合(EU)はこの死刑執行を最も強い言葉で非難し、18歳未満の者が犯した犯罪に対し極刑を言い渡すことは、『市民的、政治的権利に関する国際規約』と『子どもの権利に関する条約』の下での国際的義務に反することを再度思い起こす。
原則として、EUはいかなる状況においても極刑に反対しており、その普遍的な廃止を目指している。死刑は犯罪に対する抑止力はなく、人間としての尊厳と品位に対する受け入れがたい否定である。EUはイランに対し、将来の死刑執行を控え、極刑廃止に対して一貫した政策を追求するよう求める」
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