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英国ソールズベリーで発生した襲撃事件に関するEU外務理事会の声明

19.03.2018
Teaser

EU News 54/2018

Text

<日本語仮抄訳>

「欧州連合(EU)は、3月4日の英国ソールズベリーにおける、セルゲイおよびユリア・スクリバリ父娘に対する襲撃を、強く非難する。これにより警官1 人も重体に陥っている。この非道な行為により、多くの市民の命が危険にさらされた。EUは、この事件について、ロシア連邦に責任がある可能性が極めて高いとする英国の判断を、極めて重く受け止める。

EUは、ロシア開発型の軍用級の神経ガスが、自らの領域で、過去70年間において初めて攻撃的に使用されたことに、衝撃を受けている。誰が、どのような状況において行うものであっても、化学兵器の使用は一切受容できないものであり、われわれ全てにとって安全保障上の脅威である。そのような使用は、明らかに化学兵器禁止条約に違反するものであり、国際法を侵害し、かつルールを基本とする国際秩序を損なうものである。EUは、英国が化学兵器禁止機関(OPCW)との緊密な協力を通じ、当該襲撃事件の調査を支援するとの強い決意を示していることを、歓迎する。EUは、ロシアに対し、英国と国際社会が提起する疑問に即答するのみならず、神経剤『ノビチョク』の開発計画の全貌を、即時にOPCWに開示するよう、要求する。

EUは、英国への全面的結束と、この事件の主犯者を裁くための協力を含め、同国への支援を、表明する」

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Brussels

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Security, Defence & Crisis Response
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