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ガザ地区で発生した事件を受けたモゲリーニEU上級代表の声明
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<日本語仮訳>
フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、以下の声明を発表した。
「昨日、ガザ地区内のイスラエルとの境界線付近におけるデモ隊との衝突の際、イスラエルの治安部隊が実弾を使用したことにより、少なくとも16人のパレスチナ人が死亡した。かなり多くの人々が、同地区の境界付近でデモに参加していたため、けが人も多数出ている。
EUは失われた命を悼み、ご遺族に哀悼の意を表する。実弾が使用されたことについては、独立し、かつ透明な捜査の対象とすることが、特に重要である。イスラエルには、国境を守る権利があるが、武器の使用は、いかなる場合も、事態に応じた必要性に見合うものであることが求められる。
表現の自由と集会の自由は、基本的人権として尊重されなければならない。落ち着きを即時に取り戻すことが重要だ。今回の当事者には自制が求められるとともに、さらなる暴力的な行動への発展や、市民を危険にさらすような行動は、慎まなければならない。
EUは、イスラエルが有する正当な安全保障上の懸念に対応しながら、ガザの封鎖を解き、通過地点を完全に開放することを、再度要求する。EUは、パレスチナ側に対し、その自治政府が完全にガザ地区を管轄することができるよう、一層の努力を求める。
昨日の事件により、平和のためのプロセスが不可欠であることが、浮き彫りになった。ガザ地区に関する政治的解決と、平和協議の即時再開のほかに、パレスチナとイスラエルの人々が、平和に安全に共存する道はない」