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「ユンカー・プラン」、当初の3,150億ユーロの投資目標を上回る
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<日本語仮抄訳>
欧州戦略的投資基金(EFSI)は、2015年7月以降、欧州連合(EU)各地において総額3,350億ユーロの追加投資を動員した。「ユンカー・プラン」とも呼ばれる欧州投資計画は、欧州経済に明らかに影響を与え、欧州におけるイノベーションへの資金調達のあり方に大改革をもたらした。
欧州委員会と欧州投資銀行(EIB)グループは、同計画の下で3,150億ユーロの追加投資を行うとの約束を果たした。EUの予算的保証とEIBグループの自己資金に裏打ちされ、これまでに898件の事業が承認され、これらによりEUの28加盟国で3,350億ユーロ相当の投資が生み出されることが期待される。これは、EFSIが2015年発足当初の目標としていた3,150億ユーロを超え、経済・金融危機がもたらした投資ギャップを埋める一助となった。70万もの中小企業が資金調達手段の広がりの便益を享受する見込みである。EFSIの成功を受け、欧州理事会と欧州議会は昨年、同基金の期間と融資能力を2020年末までに5,000億ユーロに拡張することで合意した。
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