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モゲリーニ上級代表、イラン情勢について最大限の自制と軍事的拡大の回避を求める
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<日本語仮抄訳>
フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、5月13日のEU外務理事会終了後、イラン情勢について「最大限の自制を働かせ、軍事的激化を避けることが取るべき最も重要かつ責任ある態度であるという、非常に大切かつ微妙な時期にある」との見解を述べた。
モゲリーニ上級代表はまた、「EUとして…われわれは常に対話と外交的関与を促してきた。これは、われわれがいつも注力してきたことだ」とも述べ、特に緊張が高まった際の対話を求めた。
上級代表とEU加盟国の外相たちは、ブリュッセルを訪問した米国のマイク・ポンペオ国務長官にもこの自制と対話のメッセージを伝えた。
核合意に関する取り組みがあるからこそ、EUとイランは地域情勢についても協議できる。上級代表は、「いくつかの問題においては、両者の間には非常に深刻な差や相違点がある」としつつも、未だに対話が「差異に対応し、地域の事態悪化を避ける唯一かつ最良の方法である」とした。
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