エチオピアが国連職員7人の国外追放を決定したことを受けたEUの声明

04.10.2021

EU News 219/2021

<日本語仮抄訳>

ジョセップ・ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、EUを代表して以下の声明を発表した。

「EUとその加盟国は、エチオピア政府が2021年9月30日に、同国から国連職員7人を追放すると決定したことを強く非難する。EUは、国連、特に今回の決定の直接の対象となった国連人道問題調整事務所(OCHA)、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)および国連児童基金(ユニセフ=UNICEF)と全面的に連帯しており、中立かつ公平な立場から行われているエチオピアでの彼らの活動への強い支持を表明する。

今回の決定は、深刻な人道的状況に置かれている何百万人ものエチオピア人に救援を提供する可能性をさらに損なう危険性がある。今回の決定は、援助団体がティグレ州やエチオピア北部の他の地域の困窮する人々に支援を届けるにあたり、日々、継続的な障害に直面している中で行われた。ティグレ州以外の地域への波及は、保護と支援の必要性を高めている」

 

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