ブチャなどウクライナの町々でのロシアの残虐行為に関するEUの声明

EU News 84/2022

<日本語仮訳>

ジョセップ・ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表は本日、EUを代表して以下の声明を発表した。

「EUは、ロシアに占領され、このたび解放されたいくつかのウクライナの町でロシア軍が行ったと報じられている残虐行為を、可能な限り強い言葉で非難する。脳裏から離れない多数の民間人の死傷者や民間インフラの破壊の映像は、ロシアがウクライナとその人々に対して行っている残忍な侵略戦争の真の姿を示している。ブチャやその他のウクライナの町における虐殺は、欧州の地で起きた残虐行為のリストに書き加えられるだろう。

ロシア当局は、この地域を実効支配していた時に行われたこれらの残虐行為に対して責任を負う。ロシア当局は、占領に関する国際法の適用対象となる。

戦争犯罪やその他の重大な違反行為を行った者および責任者であった政府・軍の指導者は、その責任を取る必要がある。EUは、ロシア軍による、ウクライナにおける人権侵害や国際人道法違反に対する責任追及確保のためのあらゆる措置を支持する。

われわれは特に、国際刑事裁判所の検察官が開始した、戦争犯罪および人道に対する犯罪に関する捜査のほか、国連人権高等弁務官事務所の調査委員会の作業を全面的に支持する。EUは、戦争犯罪の証拠の収集と保全に焦点を当てているウクライナの検事総長および市民社会を支援している。

われわれは、全世界にとって重苦しいこの時期に、ウクライナとその人々と完全に連帯している。EUは今後もウクライナを断固として支援し、喫緊の問題としてロシアに対するさらなる制裁に向けた作業を進める。

プーチン大統領は、この戦争を即時かつ無条件で停止すべきである」

 

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