ベラルーシに関する欧州理事会の結論

24.05.2021

EU News 131/2021

<日本語仮抄訳>

欧州理事会は、航空の安全を脅かした2021年5月23日のライアンエアの航空便のベラルーシ・ミンスクへの強制着陸と、ベラルーシ当局によるジャーナリストのロマン・プロタセビッチとソフィア・サペガの拘束を強く非難する。

欧州理事会は以下について合意した。

  • ロマン・プロタセビッチとソフィア・サペガの即時解放と移動の自由の保障を求める
  • この前代未聞かつ許しがたい事案について、国際民間航空機関に早急な調査を求める
  • 欧州連合(EU)理事会に対し、関連する制裁枠組みに基づき、できるだけ早く個人・団体の追加を採択するよう求める
  • EU理事会に対し、さらなる的を絞った経済制裁の採択を要請し、EU外務・安全保障政策上級代表と欧州委員会に対し、これに向け滞りなく提案を提出するよう求める
  • EUに拠点を置く全ての航空会社に対し、ベラルーシの領空飛行を回避するよう求める
  • EU理事会に対し、ベラルーシの航空会社のEU領空飛行を禁止し、それらの航空会社が運航する航空便にEU域内の空港を使用させないために必要な措置を採択するよう求める
  • ベラルーシがラトビアの外交官を不当に追放したことを受け、ラトビアと連帯する

 

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