ミシェル欧州理事会議長とイランのローハニ大統領の電話会談に関する声明

18.02.2021

EU News 50/2021

<日本語仮抄訳>

シャルル・ミシェル欧州理事会議長は、2月18日(木)、イラン・イスラム共和国のハサン・ローハニ大統領と電話会談を行った。

両首脳は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが社会経済および健康に与える影響について議論するとともに、イランの核開発計画に関する包括的共同行動計画(JCPOA)について意見を交換した。

ミシェル議長は、欧州連合(EU)は世界の核不拡散体制の観点からJCPOAの完全な実施を重視していることを強調した。また、追加議定書の履行停止の決定に関する発表など、同核合意に基づくイランの義務からの逸脱に当たる行為への懸念を表明した。これに関連して、ミシェル議長は、国際原子力機関(IAEA)のラファエル・マリアーノ・グロッシ事務局長のイラン訪問が予定されていることも踏まえ、IAEAとの継続的な協力の重要性を強調した。

 

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