所沢市の代表団、ブラチスラバ市を訪問

3月13日~17日まで、欧州連合(EU)の「国際都市地域間協力(IURC)」プログラムの一環として、埼玉県所沢市の代表団がスロバキアの首都ブラチスラバを訪問した。

 

滞在中、代表団はブラチスラバ市の歴史と共に、ウィーンとブダペストの間に位置するドナウ川沿いの都市としての重要性について学ぶ機会を得た。また、ブラチスラバ市が、その都市計画に弱い立場に置かれている市民を巻き込み、住民のために持続可能なモビリティ政策を導入することを重視していることについても説明があった。さらに代表団は、郊外も訪問し、これらの地域を洪水から守るための取り組みについても学んだ。また、EUが出資する「ATELIER」プログラムに絡み、ペトルジャルカとスカイパークを訪問、持続可能な複数の特性を持つブラウンフィールド開発地での成功の秘訣を学んだ。ブラチスラバ市の関係者が以前所沢市訪問の際に学んだ、自然を生かした開発が反映された現場の訪問をもって今回のプログラムは終了した。