欧州委員会、ウクライナに対する新たなマクロ財政支援の第1弾となる、10億ユーロの拠出を提案

EU News 140/2022

<日本語仮抄訳>

欧州委員会は本日、2022年5月18日に自身がコミュニケーション(政策文書)で発表し、2022年6月23日~24日の欧州理事会で承認された、最大90億ユーロ相当にのぼる、ウクライナに対する例外的なマクロ財政支援(MFA)策の第1弾として、新たに10億ユーロの支援を提案した。

本日の提案は、ロシアによるいわれのない不当な侵略を受けたウクライナの緊急の資金需要に対応するために、国際社会とともに欧州連合(EU)が行っている並々ならぬ努力の一部である。本日の提案は、今年上半期に支払われた、12億ユーロの緊急融資を含む、EUが既に提供している支援を補完するものである。この2つのプログラムを合わせると、開戦以来の同国に対するマクロ財政支援総額は22億ユーロとなり、ウクライナに対する例外的なマクロ財政支援策が全て運用されれば、最大で100億ユーロに達する可能性がある。

 

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