欧州委員会、大規模な欧州ドローン市場の構築に向け、「ドローン戦略」を改定

EU News 233/2022

<日本語仮抄訳>

欧州委員会が本日採択した「欧州ドローン戦略2.0」は、欧州のドローン市場をさらに発展させるための展望を示している。同戦略は、ドローンの運用と技術的要件の設定に関して世界の最先端を行く欧州連合(EU)の安全枠組みを土台としている。今般の新戦略は、欧州がドローンの分野で新たな機会を提供しつつ、いかにして大規模な商用ドローンの運用を追求できるかを提示している。

雇用から新たなモビリティ・ソリューションまで

EUの包括的な規制枠組みのおかげで、ドローンは例えばインフラの調査、石油流出の監視および土壌のサンプリングなどに用いられ、欧州の空で何十万時間も安全に飛行してきた。また、医療機関間の医療用サンプルの輸送など、ドローンを使った医療空輸のプロジェクトも順調に進んでいる。2023年1月には、ドローンの交通を安全に管理する世界でも類を見ない欧州のシステム「U-space」が導入され、運用を拡大するための基盤が整うことになる。

こうした革新的な技術を推進する前に、欧州委員会は、社会のドローンへの支持を確保したいと考えている。このために本日の戦略は、騒音、安全性およびプライバシーに関する懸念に対処すべく、国、地域および自治体に対し、ドローンを利用したサービスが市民のニーズに沿ったものであることを確認するよう求めている。

 

EUについてさらに知りたい場合は、日本語のオンラインマガジン『EU MAG』をご覧下さい。