欧州委員会、EUの復興に向けて2,500億ユーロ相当のグリーンボンド発行を準備
<日本語仮抄訳>
欧州委員会は本日、第三者の評価による「グリーンボンド枠組み」を採択した。これにより欧州連合(EU)の復興基金である「次世代EU」の債券の発行総額の30%に相当する最大2,500億ユーロのグリーンボンド(環境債)の発行に向けて一歩前進した。同枠組みは、これらの債券への投資家に対し、調達された資金は環境問題解決事業に投じられること、またその環境への影響を欧州委員会が報告をすることについて信用を与える。
同枠組みが採択されたので、欧州委員会は市場の状況次第で、10月に初回の債券の発行を行う予定である。
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