欧州委員会、EU域内外における欧州の工芸品および工業製品の知的財産保護を強化
<日本語仮抄訳>
欧州委員会は本日、製造される地域の伝統的手法の独創性や信頼性に依拠している工芸品および工業製品の知的財産の保護を目的とした初の枠組みを提案した。同枠組みは、ムラーノガラス(イタリア)、ドネガルツィード(アイルランド)、リモージュ磁器(フランス)、ゾーリンゲンの刃物(ドイツ)およびボレスワヴィエツ陶器(ポーランド)などの製品を対象とする。これらの製品は、欧州のみならず、世界的にも高い評価や地位を得ているが、これまでは製造者に対して製品の原産地や評判とその品質を関連付ける欧州連合(EU)の表示保護がなかった。
ワインやスピリッツ飲料および農産品に関する地理的表示(GI)制度の成功を踏まえ、欧州委員会は本日のEU規則案により、製造者がその地域や伝統的なノウハウと関連付けられる工芸品・工業製品を、欧州内外で効力を有する形で保護することを目指している。EUの表示保護を規定する同規則案により、消費者はそうした製品の品質を認識し、より多くの情報に基づいて選択することが容易になる。また、欧州の地域で技能や雇用の促進、獲得および維持を促し、地域の経済発展に寄与する。同案はまた、伝統的な工芸品や工業製品が、農業分野の既存の地理的表示の保護と同等の扱いを受けること保障している。
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