欧州委員会、EU経済ガバナンスの再検討を発表し、将来についての議論を開始
<日本語仮抄訳>
欧州委員会は、本日、経済サーベイランス枠組みの有効性に関する再検討を発表し、また今後のあり方についての公的な議論を開始した。
欧州連合(EU)の経済サーベイランス枠組みは、EU加盟国が各国の経済・財政政策目標を達成する上での指針となり、経済政策の一層緊密な協調の実現、マクロ経済の不均衡の是正、および、財政赤字ならびに政府債務の削減に寄与してきた。また、持続可能な成長および成長と雇用に関するEUの戦略を実現するための条件を整備した。しかし、脆弱な部分が残るとともに、財政枠組みがますます複雑化したことで、加盟国の賛同を得ることが難しくなっていた。
さらに、同枠組み関するルールが確立されて以降、EUを取り巻く経済情勢は大きく変化している。
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