米国大統領選挙の結果を受けたフォン・デア・ライエン欧州委員会委員長の声明
<日本語仮訳>
ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長は、以下の声明を発表した。
「ジョー・バイデン氏が米国大統領選挙に勝利したことを祝福したい。また、できるだけ早い機会を捉え、同氏に会いたいと考えている。
欧州連合(EU)と米国は友人であるとともに、同盟関係にあり、双方の市民は最も深いつながりを共有している。両者は力を合わせ、共通の歴史や、民主主義、自由、人権、社会的正義および開かれた経済といった共有する価値に根付いた、前例なき米欧連携関係を築いてきた。このパートナーシップは、何十年にもわたり自由でルールに基づく国際秩序を支えてきており、今なおも大西洋両岸において安定・安全・繁栄の柱となっている。
世界が変化し続け、新たな課題や機会が現れる中で、両者の新たなパートナーシップは特に重要となろう。
欧州委員会は、特に新型コロナウイルス感染症のパンデミックとその経済的・社会的影響との闘い、気候変動への一丸となった取り組み、人々の役に立つデジタルトランスフォーメーションの促進、共通の安全保障の強化、およびルールに基づく多国間主義体制の改革など、差し迫った課題に対処すべく、米国の新政権と新議会との協力を強化する用意がある」
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