EUおよびEU加盟各国の2021年ODA拠出総額、702億ユーロに達する

EU News 149/2022

<日本語仮抄訳>

欧州連合(EU)およびその加盟27カ国は、世界中のパートナー国に対する政府開発援助(ODA)を引き続き増額し、2021年にはその総額が702億ユーロに達することが、本日EU理事会で承認された「EU開発援助目標に関する欧州理事会への年次報告書」によって確認された。これは、経済協力開発機構(OECD)開発援助委員会(DAC)が発表した速報値によると、名目ベースで前年比で4.3%の増加、また全27カ国の総国民総所得(GNI)の0.49%に相当する。EUとその加盟国は、「チーム・ヨーロッパ」として連携し、世界の全ODAの43%を提供する世界最大の援助提供者としての地位を維持した。EUは、2030年までに総GNIの少なくとも0.7%をODAとして提供するという共通の公約を達成する決意である。これはまた、「グローバル・ゲートウェイ」戦略の成功にも寄与するものである。

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