EUの6地域、日本の5府県と地域間イノベーションに向けた協力を開始
<日本語仮訳>
欧州委員会は、欧州と日本を含む世界各国の都市・地域が参加する欧州連合(EU)の「国際都市地域間協力(IURC)」計画の「日・EU地域間イノベーション協力プロジェクト」に、以下のEUの6地域および日本の5府県の参加を決定した。
EUの地域 |
日本の府県 |
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同プロジェクトの目標は、欧州の地域と日本の都道府県が、それぞれの地域イノベーション戦略の向上・国際化のため、互いのベストプラクティスや知見を共有しながら、国際的バリューチェーンを促進することを支援することである。協力の土台となるのは、EU側ではスマート・スペシャリゼーション戦略、また日本側は地域イノベーション・競争政策である。同プロジェクトに参加する地域・府県は、グリーン移行、産業転換、デジタル化および社会的イノベーションなど、EUと日本共通の政策上の優先課題に焦点を当てる。
本プロジェクトに参加する地域・府県は、相互の視察の他、合同セミナーや会合も開催します。EU側地域関係者の最初の視察旅行は11月13日~19日に実施され、二手に分かれて、それぞれ愛知・広島両県および大阪府・大分県を訪れる。両グループは一緒に京都府を訪問する。各府県でEU側参加者は、各々の地域イノベーション政策に関する知識を交換し、最先端の革新的なプロジェクトや技術を視察する。
本プロジェクトは、欧州委員会の外交政策手段局および地域・都市政策総局が管理し、日本の国土交通省の協力の下で実施されている。
原文はこちらをご覧ください(英語)。
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