EU、最新の欧州文学を日本に紹介する新たな取り組み 「ああいう、交遊、EU文学」発足イベント開催
本好きの皆様に朗報です!駐日欧州連合(EU)代表部は11月23日、日本の読書家や出版関係者に最新の欧州文学や欧州作家の日本語版新刊書を紹介する新しい取り組み「ああいう、交遊、EU文学」を開始します。この取り組みは、都内で開催されるヨーロッパ文芸フェスティバル(2023年11月21日~26日)の一環であり、EUの資金援助を受けています。
「ああいう、交遊、EU文学」は、11月23日に東京・南青山のスパイラルホールで開催される「変容することばたち」と題した発表イベントで幕を開けます。このイベントでは、音楽パフォーマンスやテーマトーク、日本の出版社による書籍販売などを盛り込みながら、欧州文学の現在と未来に迫ります。
「変容することばたち」の中核をなすのは、欧州言語から日本語に翻訳する日本人翻訳者たちです。優れた翻訳により裏方として文学を支えることが多いですが、文学のトレンドの最前線で活躍し、新たな名作を紹介する絶好のポジションにいるためです。さらに、「AI時代の文芸翻訳」と題したテーマトークでは、日本人翻訳者と言語学者が登壇し、新しいテクノロジーが台頭する中での文芸翻訳の現在と未来を探ります。
あわせて、「ああいう、交遊、EU文学」のウェブサイト(eubungaku.jp)も開設されます。作家へのインタビューや記事、ブックフェア、賞、レジデンス・プログラムなどを通じて、EU加盟国の文学事情を国別に紹介します。
このイベントは駐日EU代表部が主催し、ゲーテ・インスティトゥート東京が運営します。
「ああいう、交遊、EU文学」発足記念イベント
タイトル 「変容することばたち」
日時 11月23日(木・祝)14時~18時 (会場:13時30分)
会場 スパイラルホール・スパイラル3F(東京都港区南青山5-6-23)
言語 日本語・英語 (同時通訳付)
イベントのみどころ:
- 翻訳者セレクション:日本人文芸翻訳者が、最近出版された未邦訳書籍の中からお気に入りを紹介
- テーマトーク:「AI時代の翻訳」
登壇者:川添愛(言語学者)、鴻巣友季子(翻訳家、文芸評論家)
司会:吉田恭子(京都文学レジデンシー実行委員会代表)
- EU文学書籍の販売:ホワイエにて日本の出版社による最新のEU文学書籍を販売
- 作家×ミュージシャンのコラボ:EU作家と、ドラマー山本達久とDJ YELLOWUHURUによる朗読コラボレーション
- スペシャルおにぎり販売:ホワイエにて各種ドリンクやEU各国の食材を生かしたおむすびを販売
- 人気書籍系You Tuberによる司会:書評家、文筆家、書評系YouTuberの渡辺祐真が司会
ご予約
下記予約リンクより予約をお願い致します
*定員上限に達し次第、締め切らせて頂きます
タイムテーブル
*当日までに多少の変更の可能性があります。
13:30 開場
14:00 挨拶(ハイツェ・ジーメルス駐日EU代表部公使)
14:10 翻訳者によるプレゼンテーション①
15:00 朗読×音楽パフォーマンス①
15:10 休憩
15:25 テーマトーク「AI時代の文芸翻訳」
登壇者:川添愛、鴻巣友季子/司会:吉田恭子
16:35 休憩
16:50 翻訳者によるプレゼンテーション②
17:40 朗読×音楽パフォーマンス②
18:00 終了
登壇者・出演者プロフィール等、詳細情報はこちらをご覧ください。