欧州委員会、EU近隣10カ国へ総額30億ユーロの支援を提案
<日本語仮抄訳>
欧州委員会は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックによる経済的影響を限定的なものにするため、欧州連合(EU)加盟候補国をはじめ近隣10カ国に対し、総額30億ユーロのマクロ金融支援(MFA)を提供する案を採択した。今般の提案は、EUがパートナ国の新型コロナウイルス感染症対策を支援するためにまとめられた、強固かつ的を絞った対応である「チーム・ヨーロッパ」戦略に加えて行うものだ。同案は、未曾有の危機においてこれらの国々に対するEUの連帯を示す、重要な証しだ。
金融ニーズを予備的に評価した後にまとめられた今回の提案では、MFA資金を以下のように分配する。
- アルバニア:1.8億ユーロ
- ボスニア・ヘルツェゴヴィナ:2.5億ユーロ
- ジョージア:1.5億ユーロ
- ヨルダン:2億ユーロ
- コソボ:1億ユーロ
- モルドバ:1億ユーロ
- モンテネグロ:6,000万ユーロ
- 北マケドニア:1.6億ユーロ
- チュニジア:6億ユーロ
- ウクライナ:12億ユーロ
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