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欧州委員会、違法なオンライン・コンテンツ対策を強化
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<日本語仮抄訳>
欧州委員会のジャン=クロード・ユンカー委員長が9月13日の一般教書演説に添えた意向表明書にあったように、欧州委員会は本日、オンライン・プラットフォームに関する指針や基本原則に関する考えを発表した。その目指すところは、オンラインで憎悪、暴力およびテロ行為を煽るような違法コンテンツの積極的な防止、発見および削除を促すことにある。テロに関する資料や暴力と憎悪を扇動するようなコンテンツのオンラインでの入手可能性と普及の増加は、欧州連合(EU)市民の安全と安全保障に対する重大な脅威となっている。また、これらはイノベーション・経済成長・雇用の主要エンジンであるデジタル環境に対する市民の信頼と自信を弱体化させる。
主要7カ国(G7)や20カ国・地域(G20)それぞれの首脳も同調した欧州理事会の2017年6月の結論を受け、今回提案された措置は、ユンカー委員長が発表したテロ対策案の最初の要素となる。これらの措置は、違法コンテンツに対する闘いの効果を高め、真のEU安全保障同盟を効果的に、またデジタル単一市場をより強固にするための現在の取り組みを前進させよう。
Twitter: @EU_Commission