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ベラルーシで2名に死刑判決が下されたことを受けたEU報道官の声明
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<日本語仮訳>
「2018年1月20日、ミンスク市裁判所はヴィアーチェスロー・スカーカとアリアクサンダー・ジアリニカウの再審裁判で、死刑判決を下した。両者は当初、2015年12月に終身刑の判決を受けたが、2017年7月14日に最高裁判所が検察側の控訴を支持した。
欧州連合(EU)は残忍、非人道的で尊厳を傷つけ、生存権に反する死刑に対しては強固でかつ信念に基づく立場を取っている。死刑は犯罪を抑止せず、どのような法制度でも避けられない誤審は取り返しのつかない事態を招いてしまう。
われわれは、欧州で唯一極刑を適用している国であるベラルーシにおいて、死刑判決を受けた者が減刑され、死刑廃止への一歩としてモラトリアム(執行停止)が導入されることを期待する」