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EU理事会、自由で公正な欧州議会選挙を担保するための措置を採択
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<日本語仮抄訳>
欧州連合(EU)理事会は本日、欧州議会選挙が自由かつ公正な形で行われるための取り組みに関する結論を採択した。
2019年5月に行われる欧州議会選挙まで100日を切った今、本日の結論は、これまでの教訓に基づき、同選挙の自由で公正な実施に対する広範な脅威へのEU理事会の対応策を提示している。
結論の中でEU理事会は、以下のような複数の非法的措置に今後数カ月内に取り組むことを求めている。
- EU加盟国が専門知識や優れた実践の共有と共同での脅威の特定ができる、欧州選挙協力ネットワークの会合の定期的開催
- 各加盟国の連絡窓口がディスインフォメーション・キャンペーンに関する情報を素早く共有できる即時警告システムの設立
- 欧州の価値や政策に関する戦略的広報の強化
- さまざまなソーシャルネットワークやデジタル媒体におけるディスインフォメーションの発見と暴露のための、学際的で独立したファクトチェッカーと学術研究者のネットワーク作りの円滑化など、欧州におけるメディアのエコシステムの強化
- メディアやデジタル分野に関するリテラシーの促進と支援を通じた、市民のレジリエンスの強化
- 民間部門や市民社会と協力し、選挙手続きの公正性を守るための啓蒙活動の促進
- 選挙の文脈におけるサイバー上の脅威の評価および、それらへの対処と選挙制度の公正性の保全に向けた措置の構想
- インターネット上の信頼できる説明可能な形での選挙関連活動への取り組みに投資を行うことを、民間部門に要請
- 関係する国際的主体とのさらなる強力の可能性の追求
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