ベラルーシ大統領選を受けたボレルEU上級代表とヴァールヘイ拡大政策担当欧州委員の共同声明

10.08.2020

EU NEWS 216/2020

<日本語仮訳>

ジョセップ・ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長とオリヴェール・ヴァールヘイ同委員会拡大政策担当委員は、以下の声明を発表した。

「ベラルーシで8月9日、大統領選挙が行われた。EUは、何度にもわたりこの選挙が適切に行われることへの期待を表明してきた。

投票日の夜は、平和的な抗議を行っていた人々に対する、国家による不釣り合いで容認し難い暴力によって損なわれた。報道などによれば、市民が1人亡くなり、多くの人々が負傷した。われわれはこの暴力を非難し、昨夜拘束された者全員の即刻の解放を求める。ベラルーシ当局は、平和的な集会という基本的権利が尊重されることを担保する必要がある。

自由な選挙と民主主義のための前例のない動員を受け、ベラルーシ国民は今度は自身の投じた票が正確に集計されることを期待している。中央選挙委員会が、同国民の選択を反映した結果を発表することが重要だ。

人権、民主主義および自由で公正な選挙の堅持のみが、ベラルーシの安定と主権を確実にする。われわれは、今後の状況の展開を鑑み、EUの対応とベラルーシとの関係をどのように形成していくかを評価するため、引き続き事態の推移を注視していく」


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