スーダンの最新情勢を受けたEUの声明
<日本語仮抄訳>
ジョセップ・ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、EUを代表して以下の声明を発表した。
「EUおよびその加盟国は、スーダン国民の安全と安心、および同国の結束と安定を脅かす、スーダン国軍と『即応支援部隊(RSF)』の間の戦闘が続いていることを強く非難する。交戦の開始は、文民主導の民主的な政府への移行を回復させるための努力を損なうものである。また、地域の不安定化を招く危険性もある。
EUは、人命の損失と、国際人権法および国際人道法を含む国際法の違反を非難し、全ての関係者が国際人道法を遵守し、敵対行為を無条件で即時停止することを求める。
EUは、全ての関係者に対し、迅速かつ妨げのない人道的アクセスを許可・促進すると共に、民間人の保護と人道活動関係者の安全確保を求める。彼らの保護を保証し、対話と調停のための状況を確保するには、戦闘の終結が必要である。この観点からEUは、イード・アル=フィトルの祝祭が始まることも鑑み、直ちに交渉されるべき恒久的停戦協定への第一歩となる、敵対行為の即時停止に向けた努力を支持する」
原文はこちらをご覧ください(英語)。