国連総会が死刑のモラトリアムを求める決議を採択したことを受けたEU報道官の声明
<日本語仮抄訳>
「12月16日、国連総会での『死刑執行のモラトリアム(一時停止)』決議の採択は、世界各地の死刑廃止論者の大義にとって、大きな成果である。賛成票が過去最高の123票に上り、同決議が初めて採択された2007年の104票から増えていることは、この問題に対する意見の一致が高まっていることを一層裏付けるものだ。死刑は残酷かつ非人間的な刑罰であり、暴力的犯罪の抑止にもならなければ、より安全な社会にも貢献しない。それどころか、刑罰としての殺害は、無意味な暴力の循環を永続させる。
欧州連合(EU)は引き続き、世界各地の政府・非政府パートナーと協力し、今なお死刑を存置している数少ない国々に対し、同刑を廃止するよう、たゆまず説得、奨励していく」
『EU MAG』の関連記事
「死刑制度のない世界」を目指すEUの取り組み 2014年9月号 特集
EUについてさらに知りたい場合は日本語のオンラインマガジン『EU MAG』をご覧下さい。
も参照してください
CONTACT DETAILS
Nabila
Massrali
Spokesperson for Foreign Affairs and Security Policy
nabila.massrali@ec.europa.eu
+32 (0) 2 29 88093
+32 (0) 460 79 52 44
Xavier
Cifre Quatresols
Press Officer for Foreign Affairs and Security Policy
xavier.cifre-quatresols@ec.europa.eu
+32 (0)2 29 73582
+32 (0)460 75 51 56