EU、パートナー国の栄養不良対策に25億ユーロの拠出を誓約

07.12.2021

EU News 271/2021

<日本語仮抄訳>

本日、東京で開催された「成長のための栄養サミット」(「東京栄養サミット」)において、欧州委員会は、あらゆる形態の栄養不良を解消するため、2021年~2024年に25億ユーロを拠出するという新しい誓約を発表した。同拠出金は、緊急のニーズに対応するための人道的支援や、欧州連合(EU)のパートナー諸国における長期的な食糧システムの変革など、栄養不良の根本的な原因への取り組みを支援することに使用される。

この重要な援助は、アフリカ、アジア、太平洋地域、ラテンアメリおよびカリブ海地域のパートナー国を対象とし、これらの国がEUと連携して栄養の問題に優先的に取り組むことを支援する。EUは、農業、上下水道と衛生設備、社会的保護、保健、教育など、栄養関連部門の取り組みに資金を提供し、女性や思春期の女子、5歳未満の児童を中心に栄養状態の改善を支援する。

 

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