EU、ベラルーシにおける抑圧と選挙不正に対し、制裁を科す
<日本語仮抄訳>
欧州連合(EU)理事会は本日、ベラルーシの2020年大統領選挙後の平和的なデモ参加者、野党関係者およびジャーナリストに対する抑圧と脅迫と、選挙手続きにおける不正行為に責任を負うとして40人に対して制限的措置を適用した。
同措置には渡航禁止と資産凍結が含まれる。渡航禁止措置は、対象者のEU領域への入域または同領域の通過を阻み、資産凍結は、対象者の資金・経済的資産に対し適用される。さらに、EU市民・企業が対象者に資金を提供することは禁じられる。
制裁を科すとの決定は、EU首脳たちが平和的な抗議者に対する受け入れ難い暴力と、EUが結果を認めていない大統領選後の脅迫、恣意的逮捕および拘束を再度非難した2020年10月1日の欧州理事会の結論を受けたものだ。
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