EU理事会、一部の域外国の居住者に対する渡航制限の解除開始に合意
<日本語仮抄訳>
欧州連合(EU)理事会は本日、EUへの不要不急の渡航に課されていた一時的な制限を段階的に緩和する勧告を採択した。渡航制限は、今般の勧告に記された国に対して解除されるべきで、同リストは2週間ごとに見直し、必要に応じて改定する。
勧告で示された基準や条件に基づき、EU加盟国は7月1日より以下の第三国の住民に対する対外国境での渡航制限の解除を開始すべきである。
- アルジェリア
- オーストラリア
- カナダ
- ジョージア
- 日本
- モンテネグロ
- モロッコ
- ニュージーランド
- ルワンダ
- セルビア
- 韓国
- タイ
- チュニジア
- ウルグアイ
- 中国(措置の互恵性が確認された場合)
現行の渡航制限の解除対象となる第三国を決める基準については、特に疫学的状況や物理的距離の確保などの感染防止策のほか、経済的・社会的考慮も含まれる。これらの基準は、累積的に適用される。
『EU MAG』の関連記事
渡航制限解除と移動・観光の再開に動くEU 2020年5・6月号 ニュース
EUについてさらに知りたい場合は日本語のオンラインマガジン『EU MAG』をご覧下さい。