＜日本語仮訳＞

欧州連合（EU）と日本は11日、双方の本部長・局長が出席する第1回日・EU安全保障・防衛対話をベルギー・ブリュッセルで開いた。

今回の対話でEUと日本は、海洋安全保障、宇宙安全保障、外国による情報操作および干渉（Foreign Information Manipulation and Interference: FIMI）、軍縮・不拡散および女性・平和・安全保障の各分野で、さらなる協力や連携を進めることで合意した。両者はまた、それぞれの防衛上の取り組みや防衛産業政策について意見を交わした。

今回の対話の共同議長は、ベネディクタ・フォン・ゼヘル＝トス欧州対外行動庁（EEAS）平和・安全保障・防衛担当本部長、弓削州司防衛省大臣官房審議官および田口精一郎外務省欧州局参事官（大使）が務めた。また、EU側からは、EEAS副本部長兼欧州連合軍事幕僚部長のガボール・ホルヴァート少将も出席した。

背景

2024年11月に日・EU安全保障・防衛パートナーシップの一部として、両者はこれまでの二者間対話局長級に格上げした。欧州とインド太平洋地域の安全保障がつながりを増す中、この新たな枠組みは、あらゆる安全保障・防衛分野での協力を強化していく。

原文はこちらをご覧ください（英語）。

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